横山光輝 三国志 1巻 桃園の誓い

目次

はじめに

横山光輝 著 三国志 全60巻を
1冊ずつ 要点をまとめて解説していきます。

私きみすけが、三国志を知り興味を持った
きっかけが、横山光輝先生の漫画です。

その知識を、より深めてくれたのが
KOEI(現コーエーテクモHD)の
三國志シリーズです。

三国志を知りたい。
思い出したいという人に向けて
記していきます。

YouTubeにして、解説しています。
宜しければ、そちらもご覧ください。

黄巾の乱

三國志14 黄巾の乱 オープニングより

今から1850年程まえの中国。
西暦で言うと184年ころ。

400年続いた漢という国が
長い平和の中で、役人たちが賄賂を
受け取るなど腐敗が進み、
民衆の生活はますます
厳しくなっていました。

悪政と重税に苦しめられ、
天災と飢饉が、不安と不満に拍車をかけました。

そんな時、太平道という宗教の教祖・張角が

救済を求める民の心を掴み、漢王朝の打倒のために
兵を挙げます。

この反乱は、いろいろなところに飛び火して、
政府は、平和ボケし腐敗しているため混乱します。
民は、暴徒化した黄巾賊に苦しめられます。

三國志14 張角

黄巾賊の棟梁 張角
南華仙人より 3巻からなる
太平要術という、人を救う書を
授けられて「太平道」を民に広める。

横山光輝 三国志 1巻より

現代で言うと・・・

広範囲での抗議デモや一部が暴徒化して
治安が悪化する様なイメージです。

張角が、自分に服従している者たちに
世を楽しめと煽動したことで、
暴行・略奪が頻発します。

一般市民にしてみたら迷惑な話でした。
しかし、黄巾賊に入れば自由に出来るとなると
騒動は拡大する一方でした。

政治機構が腐敗しているので、
対応が後手に回った印象でした。

桃園の誓い

そんな世の中に憂いていたのが、
遠い祖先が漢王朝に繋がるという


青年 劉備(りゅうび)です。

三国志 60巻まである中で、前半から中盤までの主人公です。

三國志14 劉備
横山光輝 三国志 劉備

漫画では、旅の途中に黄巾賊に捕まり
命の危険に晒されます。

そこを張飛(ちょうひ)によって
助けられます。

三國志14 張飛
横山光輝 三国志 張飛

その後、各地で黄巾賊討伐の兵を集う
立札が立つ
それを見て、劉備は義勇軍を組織する。

張飛の義兄弟の関羽(かんう)
※横山光輝 三国志の場合

劉備・張飛が居酒屋で
打ち合わせ中に出会う。
※三國志14 の場合

三國志14 関羽
横山光輝 三国志 関羽&張飛

劉備・関羽・張飛は
義兄弟の誓いを立て
民の苦しみを取り除き
漢王朝を助ける誓いを立てます。

三國志14
横山光輝 三国志

義兄弟の契りを結び
これより力を合わせて進まん!
我ら天に誓う!
上はこの国の恩に報い、
下は民草を安らかにせん!

我ら、生まれた日は違えども
死す時は
同じ日、同じ時を願わん!

皇天后土の神さんよ!
俺らの覚悟、
よくみやがれっ!

3人を簡単に説明すると

  • 劉備:民を救うことを目指す心優しいリーダー。
    「武器を手に取る前に、まずは人々の苦しみをどうにかしたいと願う男。」
  • 関羽:義理を重んじる最強の戦士。
    「一度信じた人を決して裏切らない、彼の姿はまさに忠義そのもの。」
  • 張飛:豪快で直情型の戦士。
    「細かいことは気にしないが、仲間を守るためには命を懸ける熱血漢。」

1巻まとめ

乱れた世の中で、生まれも育ちも
異なる3人の若者が、出会い
高い志を持って、世に出ていく。

血の繋がりはないが、義兄弟の契りを
結んで、世の乱れを正そうと出ていく
お話です。

横山光輝 三国志 1巻最終ページ

思い出

三国志の世界へ、導いてくれたのが
横山光輝 三国志です。

中学1年生の運動会の練習中に
友人たちが、誰が一番強いと思う?

みたいな話をしていて、
戦国武将の話かと思ったら、
趙雲だ。張飛、呂布、関羽など
と知らない人物の話をしていて興味を持ちました。

何人かの友人が、横山光輝 三国志を所有しており
10巻まで借りて、一気読みしたのを思い出します。

しかし、10巻にいく途中で劉備出てこなくなるし
次から次へと、フォーカスされる人物変わるし
面白いの?って思ったところで・・・

友人から、20巻から本番だから!
と言われて、えー。
19巻までって何?と思いました(笑)

ワクワクしながら、20巻目指したのを思い出します。
20巻から、あの人が出てきます。
自分も多くの人に、この本を貸しましたが、
面白いの?と聞かれる度に、20巻からが本番だから!
と言ってきました。

その後、42巻まで友人に借りて読んで、
これは自分も所有したいと思って、1巻から書い始めました。
42巻まで行ったのに、1巻から。

お小遣いもらう度に、少しずつ買って行き。
43巻を手にした時には、感慨深かったのを思い出します。

正直、42巻以降は寂しい話が多いのですけどね。
涙したのは、59巻。

そんな自分の思い出を振り返りながら、
1冊ずつ振り返って行きたいと思います。

皆さんの、横山光輝 三国志との出会いや
思い出を共有できたら嬉しいです。

参考文献・ゲーム

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